シュッテッカー

クリネッツ、シムチッチ、モヴィア、クーベルなど有名生産者がひしめくブルダエリアにて、スロヴェニア国内で最初にオーガニック認証を獲得したワイナリー「シュテッカー」。その歴史は古く1771年からシュテッカー農園が続いており、曾祖父の代からワイン造りを始め、2012年より現オーナー、ユーレへと引き継がれます。

 畑、醸造所のあるスロヴェニア・ブルダ地区は、イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州に隣接しており、国境を越えたフリウリのコッリオと地続きになっています。なお、スロヴェニア語のブルダは、丘の意味となり、イタリアのコッリオと同じ意味になります。 

ワイナリーの南東にはフリウリをイタリアを代表する「ラディコン」や「グラヴナー」など、有名生産者のワイナリーがあります。

(引用)ジャンシス・ロビンソン著「世界のワイン」第8

ブルダは丘陵で風が強く、日中は海からの熱が来て、夜はアルプス山脈から涼しい風が来るテロワールで、品質の高い葡萄を栽培することができます。

 

畑は150~300mの急な斜面に位置し、泥灰土が豊富な土壌。畑での作業は全て手作業で行っており、微生物・藻類・ハーブを含む予防スプレーを使用し、土壌への堆肥も有機肥料を用いております。


ブルダは丘陵で風が強く、日中は海からの熱が来て、夜はアルプス山脈から涼しい風が来るテロワールで、品質の高い葡萄を栽培することができます。 

畑は150~300mの急な斜面に位置し、泥灰土が豊富な土壌。畑での作業は全て手作業で行っており、微生物・藻類・ハーブを含む予防スプレーを使用し、土壌への堆肥も有機肥料を用いております。 

熟成にはワインに樽の香りやタンニンが影響しないよう、旧樽のみを使用しており、無濾過・無清澄にて瓶詰めされます。また、SO2の使用は葡萄の状態を見て判断します。通常は醸造時は無添加、瓶詰め時のみ最低限使用します。 

英国NO.1ワイン誌「デキャンタ」や、自身のオンラインワイン誌で自然派ワインを中心に発信している評論家サイモン・J・ウルフの著書「オレンジワイン 復活の軌跡を追え!」では、叔父が当主を勤めるクメティヤ・シュテッカーと共に紹介され「どちらを飲んでも絶品」と紹介されております。